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5大リーグ・4大リーグとは何か — 本サイトの数え方と、その理由

カイ(運営者)公開 2026.07.25読了 約5

サッカーのニュースを読んでいると、「5大リーグ」「4大リーグ」という言葉が当たり前のように出てくる。だが、その中身がどのリーグを指すのかは、実は書き手によって微妙に揺れることがある。本サイトでは選手名鑑やW杯アーカイブの集計にこの区分を使っているため、この記事で「本サイトではこう数える」という定義をはっきりさせておきたい。そのうえで、なぜこの物差しで数え続けるのか——本サイトなりの理由も書いておきたい。

本サイトの定義

本サイトでは次のように定義している。

4大リーグは、プレミアリーグ(イングランド)、ラ・リーガ(スペイン)、ブンデスリーガ(ドイツ)、セリエA(イタリア)の4つ。5大リーグは、この4つにリーグ・アン(フランス)を加えたものだ。そして1部リーグという集計は、各国のトップディビジョンのみを数える。プレミアリーグは含むがチャンピオンシップ(イングランド2部)は含まない。逆に、ベルギーやスコットランド、デンマークといった5大リーグ以外の国でも、トップディビジョンであれば「1部リーグ」に含まれる、という数え方だ。

この定義は選手名鑑(海外組選手一覧)とW杯アーカイブで共通にしている。ページによって数え方が違うと、「4大リーグ所属23人」といった数字の意味がぶれてしまうからだ。

なぜこの物差しで数えるのか

先に書いておくと、私はリーグの序列そのものに強い興味があるわけではない。「どのリーグが上か」という議論に決着をつけたいのではなく、この物差しで追いかけたいのは、日本人選手の「日常のレベル」がどこまで上がっているか、だ。

2026年のワールドカップでは、世界の強豪との差を「個のレベルの高さ」という言葉で振り返る選手の声が伝えられた。同時に、最高峰のリーグでプレーし続けることへの強いこだわりや、より高いレベルの環境に日々身を置くことの大切さ——そういう趣旨の発言も、大会を通じてたびたび聞かれた。世界のトップとの勝負は、代表に集まってからの数日間で準備できるものではなく、所属クラブでの毎日の積み重ねの上にしか成り立たない。

だから本サイトにとって、「4大リーグに何人」「5大リーグに何人」という数字は、世界最高水準の日常を過ごす日本人選手が何人いるか、というひとつの定点観測だ。より高いレベルの日常を経験する選手が増えていくこと。その積み重ねの先に日本サッカーの夢があると、私は信じている。

とはいえ、この物差し自体を絶対視するつもりもない。「5大リーグの2部」と「5大以外の国の1部」のどちらが上か、という問いには単純な答えがない。だからこそ本サイトは、リーグの格付けを独自に作るのではなく、「4大・5大・1部」という広く使われる区分を数字で示すに留めている。

それぞれのリーグをざっくりと

プレミアリーグは、資金力・注目度・選手層のどれをとっても現在の世界最高峰と評されるリーグだ。三笘薫遠藤航をはじめ、日本人選手の所属数もこの10年で大きく増えた。

ラ・リーガは技術と戦術のリーグと言われ、レアル・マドリードとバルセロナという2大クラブを擁する。久保建英がレアル・ソシエダで主力を張り、今夏は19歳の佐藤龍之介がバレンシアに加わった。

ブンデスリーガは日本人選手と最も縁の深いリーグのひとつだ。歴代の代表選手が数多くプレーし、現在も1部・2部を合わせて20人を超える日本人選手が所属する。育成と実戦機会のバランスの良さが、日本人選手に選ばれ続ける理由とされる。

セリエAは守備戦術の本場として知られる。現在は鈴木彩艶がパルマの守護神を務めており、契約満了で無所属となった冨安健洋の去就報道でもセリエA復帰の可能性が報じられている。

リーグ・アンはパリ・サンジェルマンが君臨する一方、育成大国フランスらしく若手の登竜門としての性格も強い。ル・アーヴルには今夏、日本人3選手が揃った。

なぜリーグ・アンを含めて「5大」なのか

4大と5大の線引きは、要するに「リーグ・アンを含めるかどうか」だ。欧州のクラブランキングや放映規模の議論では、イングランド・スペイン・ドイツ・イタリアの4か国が長く別格とされてきた。一方で、選手市場や欧州カップ戦の実績ではフランスも明確に上位グループに位置する。だから「4大」で語る文脈と「5大」で語る文脈が併存している。

本サイトが両方の集計を持っているのはこのためだ。名鑑のサマリーでは「4大リーグ」「5大リーグ」「1部リーグ」の3つの数字を並べて表示し、読者がどの物差しでも眺められるようにしている。

サイト内でのこの区分の使われ方

選手名鑑では、ページ上部のサマリーに「4大リーグ○人・5大リーグ○人・1部リーグ○人」という内訳を表示している。W杯アーカイブでも、各大会の日本代表メンバーの所属クラブを同じ定義で分類している。1998年から2026年まで、代表に占める海外組(とりわけ5大リーグ所属者)の比率がどう変わってきたかは、それ自体がひとつの物語だ。詳しくは関連記事「W杯と海外組の28年」で扱う。

用語メモ

トップディビジョン(1部) — その国のリーグ構造の最上位カテゴリー。ディビジョン(部) — リーグの階層。昇格・降格で入れ替わる。欧州カップ戦 — チャンピオンズリーグなど、各国リーグの上位クラブが出場する大陸大会。リーグの「格」の議論では、この大会での成績が参照されることが多い。

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